「日本巫女史/第一篇/第五章/第一節」を編集中
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然るに、本居翁の論敵である橘守部翁は、これに就いて先ず本居説を引き、更に曰く、 | 然るに、本居翁の論敵である橘守部翁は、これに就いて先ず本居説を引き、更に曰く、 | ||
: 逆手とは、逆はただ借字にて、<ruby><rb>栄手</rb><rp>(</rp><rt>サカデ</rt><rp>)</rp></ruby>の義にこそあれ逆にするにはあらず、栄手とは栄<small>ノ</small>字を、常に<u>さかえ</u>とも<u>はえ</u>とも訓<small>ム</small> | : 逆手とは、逆はただ借字にて、<ruby><rb>栄手</rb><rp>(</rp><rt>サカデ</rt><rp>)</rp></ruby>の義にこそあれ逆にするにはあらず、栄手とは栄<small>ノ</small>字を、常に<u>さかえ</u>とも<u>はえ</u>とも訓<small>ム</small>ごとく、其為術事に栄あらせんとて、手を拍てものとするを云ふ。こを右の古事記以ていはゞ、即船を青柴垣に<ruby><rb>変化</rb><rp>(</rp><rt>ナス</rt><rp>)</rp></ruby>術に栄あらせんとて手を拍てものし給ひしなり云々。 | ||
と論じ、猶お『本居氏等の、恒に右の如き<u>おさな</u><ruby><rb>説</rb><rp>(</rp><rt>ゴト</rt><rp>)</rp></ruby>をいひはやせる、打見るも<ruby><rb>痴</rb><rp>(</rp><rt>シレ</rt><rp>)</rp></ruby>々しく』と云い、一歩をすすめて『かくて復古の大道開くべき器かはと思へば悲しくさへなりて』とまで極言している〔二〕。 | と論じ、猶お『本居氏等の、恒に右の如き<u>おさな</u><ruby><rb>説</rb><rp>(</rp><rt>ゴト</rt><rp>)</rp></ruby>をいひはやせる、打見るも<ruby><rb>痴</rb><rp>(</rp><rt>シレ</rt><rp>)</rp></ruby>々しく』と云い、一歩をすすめて『かくて復古の大道開くべき器かはと思へば悲しくさへなりて』とまで極言している〔二〕。 |