「日本巫女史/第一篇/第七章/第四節」を編集中
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前にも引用したが「崇神紀」十年秋九月の条に、大彦命が四道将軍の一員として出発の途上、少女の歌を聴きてこれを<ruby><rb>異</rb><rp>(</rp><rt>あやし</rt><rp>)</rp></ruby>み、天皇に奏せしに、 | 前にも引用したが「崇神紀」十年秋九月の条に、大彦命が四道将軍の一員として出発の途上、少女の歌を聴きてこれを<ruby><rb>異</rb><rp>(</rp><rt>あやし</rt><rp>)</rp></ruby>み、天皇に奏せしに、 | ||
: | : 於天皇姑、倭迹々日百襲姫命、聡明叡智、能識未然、乃知其歌恠、言于天皇、是武埴安彦将謀反之表者也。 | ||
とあるが、この未然を知るとは、即ち歌を判じて予言をしたのであって、此の場合における百襲姫の所業は、巫女そのままであったのである〔一〕。 | とあるが、この未然を知るとは、即ち歌を判じて予言をしたのであって、此の場合における百襲姫の所業は、巫女そのままであったのである〔一〕。 |