「日本巫女史/第一篇/第三章/第四節」を編集中
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とあるのは、神語の最も簡古なもので、前者の例と見るべく、「播磨国風土記」逸文に、 | とあるのは、神語の最も簡古なもので、前者の例と見るべく、「播磨国風土記」逸文に、 | ||
: 息長帯日女命{○神功/皇后}欲平新羅国、下坐之時、祷於衆神、爾時、国堅大神之子爾保都比売命、<ruby><rb>著</rb><rp>(</rp><rt>カカリ</rt><rp>)</rp></ruby>国造石坂比売命教曰(中略)。<ruby><rb>比々良木八尋桙根底不附国</rb><rp>(</rp><rt>ヒヒラギノヤヒロノホコネソコツカヌクニ</rt><rp>)</rp></ruby>、<ruby><rb>越売眉引国</rb><rp>(</rp><rt>ヲトメノマヨヒキノクニ</rt><rp>)</rp></ruby>、<ruby><rb>玉匣賀々益国</rb><rp>(</rp><rt>タマクシゲカガヤククニ</rt><rp>)</rp></ruby>、<ruby><rb>苦尻有宝白衾新羅</rb><rp>(</rp><rt> | : 息長帯日女命{○神功/皇后}欲平新羅国、下坐之時、祷於衆神、爾時、国堅大神之子爾保都比売命、<ruby><rb>著</rb><rp>(</rp><rt>カカリ</rt><rp>)</rp></ruby>国造石坂比売命教曰(中略)。<ruby><rb>比々良木八尋桙根底不附国</rb><rp>(</rp><rt>ヒヒラギノヤヒロノホコネソコツカヌクニ</rt><rp>)</rp></ruby>、<ruby><rb>越売眉引国</rb><rp>(</rp><rt>ヲトメノマヨヒキノクニ</rt><rp>)</rp></ruby>、<ruby><rb>玉匣賀々益国</rb><rp>(</rp><rt>タマクシゲカガヤククニ</rt><rp>)</rp></ruby>、<ruby><rb>苦尻有宝白衾新羅</rb><rp>(</rp><rt>コモマクラタカラアルタフサマシラギノクニ</rt><rp>)</rp></ruby>矣、以丹浪而将平賜伏、如此教賜云々。 | ||
とあるのは、やや技巧の加ったもので、後者の例として見ることが出来る。更に「神功紀」に載せてある神后の託宣(中山曰、此の全文は後章に引用する、参照を望む)に至っては、対句と畳句を用い、高雅にして典麗を極め、全く歌謡体の律語を以て表現されている。 | とあるのは、やや技巧の加ったもので、後者の例として見ることが出来る。更に「神功紀」に載せてある神后の託宣(中山曰、此の全文は後章に引用する、参照を望む)に至っては、対句と畳句を用い、高雅にして典麗を極め、全く歌謡体の律語を以て表現されている。 |