「日本巫女史/第一篇/第五章/第四節」を編集中
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; 〔註五〕 : 「比古波衣」は伴信友全集本に拠った。 | ; 〔註五〕 : 「比古波衣」は伴信友全集本に拠った。 | ||
; 〔註六〕 : 「正卜考」に詳しい考証が載せてある。 | ; 〔註六〕 : 「正卜考」に詳しい考証が載せてある。 | ||
; 〔註七〕 : | ; 〔註七〕 : 憑るべの水の信仰が拡大されて、御手洗の水で占をした礼も伴翁の「よるべの水」に載せてある。更に此の信仰は神水を飲むこと、及び神水に浸した衣服を着させて善悪を裁く(我国の濡れ衣の起原)こと、起誓として神水の失などと云う信仰まで生むようになったが、是等に就いては記述する機会があろうと思っている。 | ||
; 〔註八〕 : 我国における影の信仰に就いては、拙著「日本民俗志」に収めた「影を売った男の話」に大要を尽している。 | ; 〔註八〕 : 我国における影の信仰に就いては、拙著「日本民俗志」に収めた「影を売った男の話」に大要を尽している。 | ||
; 〔註九〕 : 水の神秘と呪詛の関係に就いては「旅と伝説」第二巻第六号に「水鏡天神」と題して拙稿を載せたことがある。同じく参照せられんことを望んでやまぬ次第である。 | ; 〔註九〕 : 水の神秘と呪詛の関係に就いては「旅と伝説」第二巻第六号に「水鏡天神」と題して拙稿を載せたことがある。同じく参照せられんことを望んでやまぬ次第である。 | ||
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; 〔註一五〕 : 「民族」第二巻第二号。 | ; 〔註一五〕 : 「民族」第二巻第二号。 | ||
; 〔註一六〕 : 「京羽二重織留」巻四(京都叢書本)。 | ; 〔註一六〕 : 「京羽二重織留」巻四(京都叢書本)。 | ||
; 〔註一七〕 : | ; 〔註一七〕 : 前掲の柳田先生の「和泉式部」の一節である。 | ||
; 〔註一八〕 : 「遠田郡誌」。 | ; 〔註一八〕 : 「遠田郡誌」。 | ||
; 〔註一九〕 : 「新選美濃志」巻四。因に、此の書の外に「稿本美濃志」という紛らわしい書があるゆえ注意を乞う。 | ; 〔註一九〕 : 「新選美濃志」巻四。因に、此の書の外に「稿本美濃志」という紛らわしい書があるゆえ注意を乞う。 | ||
; 〔註二〇〕 : 「京阪案内記」。 | ; 〔註二〇〕 : 「京阪案内記」。 | ||
; 〔註二一〕 : | ; 〔註二一〕 : サダの古義は、先駆、案内、東道というほどの意味であったのが、後にはサダの語に猿田を当てたのをサルダと訓むようになったので、猿が山陰道の申と附会され、仏教の青面金剛と習合し、遂に塞ノ神となり、岐ノ神となり、道路衢神となり、全く境界の神となってしまって、蹉跎という足に縁ある字を用いるようになった。琉球では今にサダの語を先駆の意に用いていると伊波普猷氏の論文に見えている。 | ||
; 〔註二二〕 : 「雍州府志」巻九古蹟門下(続々群書類従本)。 | ; 〔註二二〕 : 「雍州府志」巻九古蹟門下(続々群書類従本)。 | ||
; 〔註二三〕 : 「芸藩通志」巻八二。 | ; 〔註二三〕 : 「芸藩通志」巻八二。 | ||
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; 〔註三三〕 : 「金毘羅名所図会」にその絵まで載せてある。 | ; 〔註三三〕 : 「金毘羅名所図会」にその絵まで載せてある。 | ||
; 〔註三四〕 : 「郷土研究」第一巻第九号「頼政の墓」参照。 | ; 〔註三四〕 : 「郷土研究」第一巻第九号「頼政の墓」参照。 | ||
; 〔註三五〕 : | ; 〔註三五〕 : 永年かかって集めた資料、もう執筆に不足もあるまいと整理して見て、自分ながら貧弱なるのに驚き、書信を以て未見会識の先輩及び学友を煩し、誠に恐縮に堪えぬ次第である。ただ此の結果私が案外に思ったことは、厚誼を頂いているお方ほど返事をくれぬ片便り、未見のお方が却って懇切に示教された点である。此の不平を折口信夫氏に語ったところ、氏の曰く「中山君は友人から返事をもらうだけの人徳のある方ではないよ」と一本正面から参らせられたが、私はこれに教えられて、頂いた芳信の返事だけは必ず直ぐ書くようになった。 | ||
; 〔註三六〕 : 三枚のうち一枚だけ[[:画像:巫女の水占とお華紋.gif|写真版]]として載せたが、他の二枚は構想も図様も全く異り、一は神仏融合の図で、一は巫女とら子の宇宙観とも云うべきものであった。此の機会において、珍重すべき資料を恵投された桑野辰夫氏に厚く感謝の意を表する。 | ; 〔註三六〕 : 三枚のうち一枚だけ[[:画像:巫女の水占とお華紋.gif|写真版]]として載せたが、他の二枚は構想も図様も全く異り、一は神仏融合の図で、一は巫女とら子の宇宙観とも云うべきものであった。此の機会において、珍重すべき資料を恵投された桑野辰夫氏に厚く感謝の意を表する。 | ||
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