「日本巫女史/第一篇/第八章/第六節」を編集中
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: 可憐漁釣罪根重 千介万鱗民戸租 | : 可憐漁釣罪根重 千介万鱗民戸租 | ||
室積は周防の一要津であって、然も瀬戸内海における殷賑の地であった。されば古代より、巫娼の定住所として聞え、彼の有名な播州書写山の僧性空が、生身の普賢を拝まんとて神崎に赴き、遊女普賢を見しとき長者が唱えた今様にも『周防むろづみの中なるみたら井に、風は吹かねどもさゞら波たつ』とあるほどで、此処に巫女の落伍者が、卜を売って渡海の平安を祈ったのは、当然、有り得べき事象なのであった。 | |||
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