「日本巫女史/第一篇/第四章/第四節」を編集中
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とあって、これは海底の土が択まれているのである。且つここに述べた八玉神の<ruby><rb>祝言</rb><rp>(</rp><rt>ホギゴト</rt><rp>)</rp></ruby>は、又一種の呪文とも見られるのである。更にこれとは趣きを異にし、赤土に限って用いた例もある。「崇神記」に活玉依媛の許に夜々通い来る壮夫を知るために『赤土を床前に散らし』て、その壮夫の美和大神であったことが判然した故事があり、猶お「播磨風土記」逸文に、 | とあって、これは海底の土が択まれているのである。且つここに述べた八玉神の<ruby><rb>祝言</rb><rp>(</rp><rt>ホギゴト</rt><rp>)</rp></ruby>は、又一種の呪文とも見られるのである。更にこれとは趣きを異にし、赤土に限って用いた例もある。「崇神記」に活玉依媛の許に夜々通い来る壮夫を知るために『赤土を床前に散らし』て、その壮夫の美和大神であったことが判然した故事があり、猶お「播磨風土記」逸文に、 | ||
: 息長帯日女命{○神功/皇后} | : 息長帯日女命{○神功/皇后}欲平新羅国下坐時、禱於衆神(中略)。於此出賜赤土、塗天之逆鉾、建神舟之艫舳、又染御舟裳及御軍之<ruby><rb>著衣</rb><rp>(</rp><rt>ヨロヒ</rt><rp>)</rp></ruby>云々。 | ||
とある。是等は共に赤土なる故に一段と呪力の強かったことを示しているのである。 | とある。是等は共に赤土なる故に一段と呪力の強かったことを示しているのである。 |