日本巫女史/第三篇/第二章/第一節」を編集中

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[[画像: 山伏.gif|thumb|山伏と地しゃ(七十一番職人歌合所載)]]
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[[画像: 笹ハタ.gif|thumb|笹ハタキと称する市子(川柳語彙所載)]]
[[画像: 笹ハタ.gif|thumb|笹ハタキと称する市子(川柳語彙所載)]]
当代に入ると、巫女の用いた<ruby><rb>神降</rb><rp>(</rp><rt>カミオロ</rt><rp>)</rp></ruby>しの呪詞も、修験道の影響を濃厚に受け容れて、殆んど古き相は<ruby><rb>摘</rb><rp>(</rp><rt>つま</rt><rp>)</rp></ruby>むほどしか残っていぬという有様になってしまい、然もその文句たるや、余程無学者が作ったものと見え、神仏の混雑は、当時の信仰から推して、先ず恕すべきとするも、措辞が野卑である上に、文理が滅裂で、全く体裁をなしていぬ。それを無智な巫女達が、矢鱈に唱い崩し、言い訛ったものと見えて、中には何事を意味しているのか解釈に苦しむものさえある。而して是等の呪詞は、京伝の「昔話稲妻表紙」を始めとし、三馬の「浮世床」や、一九の「東海道膝栗毛」等に載せてあるが、何れも多少の出入こそあれ大同小異で、僅に巫女が呪法を行う土地の一ノ宮または<ruby><rb>産土神</rb><rp>(</rp><rt>ウブスナガミ</rt><rp>)</rp></ruby>の名を変える位で、その他は取り立てて言うほどの事もないし、それに是等の書物は、流布本の多いものゆえ、ここにはその中でも、やや古いと思う「稲妻表紙」から抄出するとして、他は省略した。同書巻四「仇家の恩人」の一節に、
当代に入ると、巫女の用いた<ruby><rb>神降</rb><rp>(</rp><rt>カミオロ</rt><rp>)</rp></ruby>しの呪詞も、修験道の影響を濃厚に受け容れて、殆んど古き相は<ruby><rb>摘</rb><rp>(</rp><rt>つま</rt><rp>)</rp></ruby>むほどしか残っていぬという有様になってしまい、然もその文句たるや、余程無学者が作ったものと見え、神仏の混雑は、当時の信仰から推して、先ず恕すべきとするも、借辞が野卑である上に、文理が滅裂で、全く体裁をなしていぬ。それを無智な巫女達が、矢鱈に唱い崩し、言い訛ったものと見えて、中には何事を意味しているのか解釈に苦しむものさえある。而して是等の呪詞は、京伝の「昔話稲妻表紙」を始めとし、三馬の「浮世床」や、一九の「東海道膝栗毛」等に載せてあるが、何れも多少の出入こそあれ大同小異で、僅に巫女が呪法を行う土地の一ノ宮または<ruby><rb>産土神</rb><rp>(</rp><rt>ウブスナガミ</rt><rp>)</rp></ruby>の名を変える位で、その他は取り立てて言うほどの事もないし、それに是等の書物は、流布本の多いものゆえ、ここにはその中でも、やや古いと思う「稲妻表紙」から抄出するとして、他は省略した。同書巻四「仇家の恩人」の一節に、


: 扨ある年の春、藤波が祥月祥日にあたれる日、妻小枝妹阿龍等がすすめにより、県巫女をやとひ、藤波が口をよせて、冥途のおとづれをききぬ。さて降巫上座に居なほりて、目うへの人にや目下にや(中山曰。今では此の事は聞かず、、ただ黙って頼めば、巫女の方で言いあてる)、生口か死口かとたづぬれば、小枝すすみ出で、目下の者にて死口なりと答へつつ、樒の葉にて水むけすれば、巫はささやかなる弓をとりいだし、弦を打ならして<ruby><rb>旦</rb><rp>(</rp><rt>まづ</rt><rp>)</rp></ruby><ruby><rb>神保</rb><rp>(</rp><rt>カミオロシ</rt><rp>)</rp></ruby>をぞ唱へける。
: 扨ある年の春、藤波が祥月祥日にあたれる日、妻小枝妹阿龍等がすすめにより、県巫女をやとひ、藤波が口をよせて、冥途のおとづれをききぬ。さて降巫上座に居なほりて、目うへの人にや目下にや(中山曰。今では此の事は聞かず、、ただ黙って頼めば、巫女の方で言いあてる)、生口か死口かとたづぬれば、小枝すすみ出で、目下の者にて死口なりと答へつつ、樒の葉にて水むけすれば、巫はささやかなる弓をとりいだし、弦を打ならして<ruby><rb>旦</rb><rp>(</rp><rt>まづ</rt><rp>)</rp></ruby><ruby><rb>神保</rb><rp>(</rp><rt>カミオロシ</rt><rp>)</rp></ruby>をぞ唱へける。
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