日本巫女史/第二篇/第三章/第七節」を編集中

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; 〔註一〕 : 享保頃に書かれた「諸州採薬記」に拠る。猶お「大阪毎日新聞」(大正四年七月廿四日)によると、大和国吉野郡天川村大字洞川が後鬼のいた所で、同郡下北山村大字前鬼が前鬼の住んだ所で、極端なる血族結婚の事情が載せてある。又「紀伊続風土記」巻三十三には、前鬼より分れたる子孫が、同国那賀郡粉河町大字中津川に居住し、同じく家族相婚した事が記してある。
; 〔註一〕 : 享保頃に書かれた「諸州採薬記」に拠る。猶お「大阪毎日新聞」(大正四年七月廿四日)によると、大和国吉野郡天川村大字洞川が後鬼のいた所で、同郡下北山村大字前鬼が前鬼の住んだ所で、極端なる血族結婚の事情が載せてある。又「紀伊続風土記」巻三十三には、前鬼より分れたる子孫が、同国那賀郡粉河町大字中津川に居住し、同じく家族相婚した事が記してある。
; 〔註二〕 : これと同じ国司解が「類聚三代格」にも載せてある。更に物忌(巫女と同じ)の補任に就いては「類聚符宣抄」巻一「太政官符神祇官」の条に左の如きものがある。<br />  応補坐河内国平岡神社物忌大中臣時于事<br />右得官去正月十三日解称、彼社物忌大中臣吉子、長体之替撰定件時子、言上如件、望請官裁、彼補物忌、将会勤職掌者、中納言従三位兼行左衛門督源朝臣高明宣、依請者、官宣承知依宣行之、符到奉行、<br />  防鴨河使位 右大史位<br /> 天暦六年五月十一日<br />初めは本文に採録する考えでいたが、余りに同じようなものと思うたので略し、ここに参考までに附載した。
; 〔註二〕 : これと同じ国司解が「類聚三代格」にも載せてある。更に物忌(巫女と同じ)の補任に就いては「類聚符宜抄」巻一「太政官符神祇官」の条に左の如きものがある。<br />  応補坐河内国平岡神社物忌大中臣時于事<br />右得官去正月十三日解称、彼社物忌大中臣吉子、長体之替撰定件時子、言上如件、望請官裁、彼補物忌、将会勤職掌者、中納言従三位兼行左衛門督源朝臣高明宣、依請者、官宣承知依宣行之、符到奉行、<br />  防鴨河使位 右大史位<br /> 天暦六年五月十一日<br />初めは本文に採録する考えでいたが、余りに同じようなものと思うたので略し、ここに参考までに附載した。
; 〔註三〕 : 巫女の堕落には、制度とか環境とか云う以外に、巫女の内的衝動から来るものが多いことも注意せねばならぬ。前に挙げた平田篤胤翁が「古今妖魅考」三巻に集めた比丘尼の性的苦悩の事情は、当然、巫女の身の上であらねばならぬ。茲には詳細を尽すことが出来ぬが、特に此の種の問題に興味を有さるるお方は、同書に就いて知られたい。
; 〔註三〕 : 巫女の堕落には、制度とか環境とか云う以外に、巫女の内的衝動から来るものが多いことも注意せねばならぬ。前に挙げた平田篤胤翁が「古今妖魅考」三巻に集めた比丘尼の性的苦悩の事情は、当然、巫女の身の上であらねばならぬ。茲には詳細を尽すことが出来ぬが、特に此の種の問題に興味を有さるるお方は、同書に就いて知られたい。
; 〔註四〕 : 桂女が時勢の推移に頓着せず、古きままの女系相続を墨守したために、思わぬ悲劇まで惹起したことがある。詳細は前掲の柳田国男先生の「桂女由来記」に載せてある。
; 〔註四〕 : 桂女が時勢の推移に頓着せず、古きままの女系相続を墨守したために、思わぬ悲劇まで惹起したことがある。詳細は前掲の柳田国男先生の「桂女由来記」に載せてある。
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