「日本巫女史/総論/第一章/第一節」を編集中
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コンガラサマ 備前国邑久郡地方 時実黙水氏 | コンガラサマ 備前国邑久郡地方 時実黙水氏 | ||
: 時実氏の報告によると、同地方では、ミズスマシと云う虫をコンガラマイと称するより、巫女がグルグル人家を廻るので、斯く呼ぶようになったのであろうとの事である。 | : 時実氏の報告によると、同地方では、ミズスマシと云う虫をコンガラマイと称するより、巫女がグルグル人家を廻るので、斯く呼ぶようになったのであろうとの事である。 | ||
: | : 中山曰。「妻沼町誌」によれば、武蔵国妻沼町には、てんとう虫のことをイチツコと云い、更に四国では巫女をオガムシと云うと「郷土研究」一巻七号にある。共に巫女の動作から来た俚称である。 | ||
刀自話(トジバナシ) 出雲の一部 郷土研究(二巻四号) | 刀自話(トジバナシ) 出雲の一部 郷土研究(二巻四号) | ||
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: 中山曰。琉球は巫女を信仰することが頗る猛烈であったために、本嶋を始め三十六嶋の各邑落まで、巫女の二人や三人居らぬ土地は無いほどである。従って、その俚称の如きも、嶋で異り村で違うという有様で、ここにその総てを尽すことは出来ぬが、詮ずるに、ユタの語が、内地のイチコと同じように、各嶋々に共通しているので、今はこれだけを挙げるにとどめ、他は必要の際に載せるとする。而してユタの語原は、予言者の意であると云われている。 | : 中山曰。琉球は巫女を信仰することが頗る猛烈であったために、本嶋を始め三十六嶋の各邑落まで、巫女の二人や三人居らぬ土地は無いほどである。従って、その俚称の如きも、嶋で異り村で違うという有様で、ここにその総てを尽すことは出来ぬが、詮ずるに、ユタの語が、内地のイチコと同じように、各嶋々に共通しているので、今はこれだけを挙げるにとどめ、他は必要の際に載せるとする。而してユタの語原は、予言者の意であると云われている。 | ||
ヤカミシユ 伊豆国新嶋 人類学雑誌(一〇九号) | |||
: 中山曰。何の事か全く見当さえもつかぬ。勿論、私の浅学によることではあるが、何とも致し方がない。記して後考を俟つ。 | : 中山曰。何の事か全く見当さえもつかぬ。勿論、私の浅学によることではあるが、何とも致し方がない。記して後考を俟つ。 | ||